生産者情報   Domaine Gachot Monot (ドメーヌ・ガショ・モノ)

原産地呼称  AOC Nuits St. Georges 1er Cru (AOC ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ)
       AOC Nuits St. Georges (AOC ニュイ・サン・ジョルジュ)
       AOC Côtes du Nuits Villages (AOC コート・デュ・ニュイ・ヴィラージュ)
       AOC Bourgogne Passe-tout-grain (AOC ブルゴーニュ・パス・トゥー・グラン)
       AOC Chambolle Musigny (AOC シャンボール・ミュジニー)
       AOC Aligoté (AOC アリゴテ)

所有者    Damien GACHOT (ダミアン・ガショ)

家族
       奥様:Lise (リズ)

面積     18ha (2014年現在)

 歴史
現オーナーで5代目になるワイナリーです。 かつてはできたワインを大手ワイナリーに売る桶売りをしていましたが、1993年から自家ラベルでワイン販売を始めました。 当時樽熟成庫を持たなかったため、親戚の蔵を間借りして造っていました。 2003年、仕込みと熟成の両方ができる蔵を自宅脇に建設。 ガショは現オーナーであるダミアン氏の名字、モノは母方の旧姓。
 地理/気候
ブルゴーニュ地方はボルドー地方と並ぶフランスを代表する銘醸地で、ボルドーに比べるとより田舎っぽさを残すワイン産地です。 その南北に長く伸びたぶどう畑は白ワインで名高いシャブリに始まり、マスタードで有名なディジョンから美食の街リヨンまでの約300kmに渡って続きます。 中でもディジョンから南へ広がる南東向きの小高い丘は、コート・ドール(黄金の丘)とも呼ばれ、世界中のワインファンの憧れとなっています。 作られるぶどうは比較的限られていて、赤はピノ・ノワール、白ワインはシャルドネから個性豊かな芳醇なワインが造られています。 そのコート・ドールの真中にニュイ・サン・ジョルジュ村はあり、指定された特級畑こそありませんが、品質の高さでは他の特級畑をしのぐ一級畑も数多くあります。 このドメーヌはニュイ・サン・ジョルジュ村から6kmほど南方に行ったコルゴロワン村にある、こぢんまりとした醸造所です。

冬は寒く湿度が高い。 1月頃から霧がでることも多く、気温はマイナス12℃まで下がる日もあります。 夏は暑く気温は30~35℃
 品種構成

Chardonnay (シャルドネ)
Aligoté (アリゴテ)
Pinot Noir (ピノ・ノワール)
Gamay (ガメイ)

 土壌/栽培

石灰質土壌です。 畑を取り巻く自然環境を尊重するため、農薬を極力使わない「リュット・レゾネ」を、1992年から行い、人為的に干渉しない農作業を行っています。

また収穫量を低く抑えることで、テロワールの特徴やぶどうが持つ豊かな風味を十分に引き出すよう心がけています。
造るワインのほとんどは赤ワインでピノ・ノワールが中心ですが、比較的軽視されがちなガメイにおいても、果実や葉を間引くことを徹底し、個性豊かなものに仕上げています。

 醸造/熟成
選果台で丁寧に選果し、完璧に熟したぶどうだけで醸造。 赤ワインは100%除梗。ぶどうが本来持つ豊かな風味を上手に引き出す醗酵を行います。 新樽はほとんど使わず、主に6~7年樽を使用。 2004年からはビン詰め作業を業者に依頼して機械で行うのをやめ、手詰めに替えるなど、ワインにストレスがかからないように配慮しています。
 評価/プレス
★「パリ国際農業コンクール」にて「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」がほぼ毎年金賞を獲得。
★同コンクールで2013年にはブルゴーニュ地方でたった1蔵だけに与えられる優秀賞を獲得。
  大臣から直接トロフィを授与され、新聞にも受賞風景が掲載されました。
★「ギィド・アシェット2004」にて「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2000」が二ツ星の高得点を獲得。
★ブルゴーニュのワイン・コンクール「フルロン・ド・ブルゴーニュ」にて、「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ“レ・シャイヨ”」が優勝!
★2003年11月14日に開催された「トロフェ・ジュンヌ・タラン(才能ある若手生産者に贈るトロフィー)」と称する大会で優勝。


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