生産者情報   Coffele コッフェレ



原産地呼称  DOC Soave Classico(ソアーヴェ・クラッシコ)
       DOCG Recioto di Soave(レチョート・ディ・ソアーヴェ)
       DOC Valpolicella Classico(ヴァルポリチェッラ・クラッシコ)
       IGT

所有者    Alberto Coffele(アルベルト・コッフェレ)

家族
       妹:Chiara(キアラ)
       父:Giuseppe(ジュゼッペ)
       母:Giovanna(ジョヴァンナ) 旧姓ヴィスコ

面積     30ha

ワイン生産量 110,000本
 歴史

母方のヴィスコ家が所有していた畑を、父ジュゼッペが多大な情熱を懸けて整備。ラテン語の教師で農業のことは全くの素人でしたが、 この素晴らしい土地に魅せられて、ブドウ栽培や生物学をいちから勉強し、土壌や区画の整備、セレクション・マサルによる植え付け などを行い、10年もの歳月をかけてブドウ畑を蘇らせました。

1979年にはクラッシコの中でも優良地であるカステルチェリーノの土地を所有。それからめきめきと頭角を現し、№1ソアーヴェの賞を獲得。 醸造においても、この地域で初めて樽を使ったり、スプマンテを生産するなど、多くの点でパイオニア的役割を果たし、ソアーヴェ全体 の評価向上を牽引してきました。甘口のレチョート・ディ・ソアーヴェは、前ローマ法王の故ヨハネ・パウロ2世の御用達でもありました。

現在は息子のアルベルトがオーナーとなり、伝統と革新のワイン造りを継承。妹のキアラも営業として活躍し、コッフェレの魅力をイタリア全土や世界中に伝えています。

 地理/気候

イタリア北東部のヴェネト州、ソアーヴェ村(人口200人)。ヴェネト州は州都のヴェネツィア、西の都ヴェローナという2つの観光都市を 抱え、東はアドリア海に臨み、西にはガルダ湖、南には東西に流れるポー川の恵みを受けた肥沃な平野が広がっています。この恵まれた 地勢を背景としてワイン造りにも古い伝統を持ち、ピエモンテ州と並んで称される北イタリアの代表的ワイン産地です。

ソアーヴェ・クラッシコの丘は、ヴェローナのすぐ東の丘陵地にあります。コッフェレはソアーヴェ村の歴史的地区の中心に位置しています。 16世紀に建てられた入り口の扉は非常に象徴的で、ラベルにも描かれています。
夏は暑く乾燥し、冬に雨が多いです。適度の湿度があり、温暖な気候です。

 品種構成

【白ブドウ】
 Garganega(ガルガーネガ)
 Trebbiano di Soave(トレッビアーノ・ディ・ソアーヴェ)
 Chardonnay(シャルドネ)
 Sauvignon Blanc(ソーヴィニヨン・ブラン)

【黒ブドウ】
 Corvina(コルヴィーナ)
 Rondinella(ロンディネッラ)
 Molinara(モリナーラ)
           など

 醸造/熟成

ほとんどがステンレスタンクで醗酵・熟成。一部のワインのみ樽も使用。
レチョートの生産用に、温度と湿度を24時間管理しながら必要に応じて窓が自動開閉する専用ルームを建設。ほとんどの蔵がエアコンと 送風機を使って乾燥させる中、コッフェレでは天然の風だけで乾燥させ、非常に高品質なワインを造っています。

 評価/プレス
★イタリアで最も著名なワインガイドブック「ガンベロ・ロッソ」で、『ソアーヴェ・クラッシコ “カ・ヴィスコ”』がほとんど毎年最高評価の3グラスを獲得。
★イタリアツーリングクラブが発行するワインガイドブック「ヴィーニ・ブオーニ・ディタリア」で、『レチョート・ディ・ソアーヴェ “レ・スポンデ”』や『ソアーヴェ・クラッシコ “アルザリ”』が最高評価のコローナ(王冠)を獲得。
★2008.3月にはANAの機内誌に『ソアーヴェ・クラッシコ “カ・ヴィスコ”』が掲載。「見事に熟成された仕上がり」と大絶賛。


生産ワイン


特集


※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています

ワイン検索