ムッシュWineColumn

【Vol.14 ソムリエナイフ】

ソムリエナイフを使いこなしてワインのコルクを抜栓するソムリエって格好いいですよね。 あんな風に素早く華麗に出来たらとワインバーに行くといつも思います。 家や仲間内で飲むときは自分でソムリエナイフを使って開けるのですが、なかなかスムーズに出来ません。 それでもかなりの数のボトルを開けてきたので、コルクを抜くのだけは余程古いワインでない限り失敗することはありません。 難しいのは、その前のキャップシール(コルクを覆うビニール状やアルミ製のカバー)を切り取るところで、上手く開くときもありますが結構モタモタしてしまいます。

キャップシールを開ける

キャップシールを開けるときは先ずソムリエナイフに付いているナイフでシールの窪んだ部分をクルっと一周切ります。 一度では全周切れないので、ナイフを反対に持ち替えて半周ずつ2回切ります。 その後で縦に切り込みを入れながら回すように切り取ったキャップシール上側を取り去ります。

私の場合、全周きれいに切り離れていないため破れてしまうことが多いのです。 ソムリエはさすがにプロですね。1(半周切る),2(持ち替えて半周切る),3(キャップシールを剥がす)とすごい速さで切り取ります。 上手くなるには1周きれいに切るのがポイントなので、開いたボトルの窪みにナイフをあてて綺麗に全周回せるよう練習しています。

色んなボトルを抜栓しているとキャップシールに開けやすいものと開けにくいものがあるのに気付きました。 薄いビニール状のものは軽くナイフを当てるだけで切れるので簡単です。 まるでソムリエのようにスパっと開封出来て気持ちいいです。 対して少し頑丈な金属製のキャップシールはなかなか切れません。 その場合は完全に切り離れるよう複数回ナイフを回しています。 このとき同じところにナイフが当たるよう注意します。 少し時間は掛かりますがビリビリに破れるよりは格好よく見えます。

ソムリエナイフに拘らないなら、フォイルカッターと呼ばれる便利な道具もあります。 これなら練習しなくても簡単にキャップシールを開けられて、切り口もとても綺麗です。

コルク抜き

キャップシールを切り取ったら次はコルク抜きです。 ソムリエナイフのスクリューをコルクに対して垂直になるように奥まで回し入れます。 斜めに入ってコルクの端にはみ出してしまうとコルクがちぎれることがあるので要注意です。

次にアーム部をボトルの淵に引っかけてテコの原理でコルクを引き抜きます。 コルクを奥に押し倒してしまわないよう、アームの後ろから指で支えて真上に引き上げるのがコツです。

アームを上げるときのアクションの違いでソムリエナイフは2種類に分かれます。

一つはシングルアクション。 コルクにスクリューを奥まで回し入れたら、ソムリエナイフのアーム先端をボトルの淵に引っかけて一度に引き抜きます。

もう一つはダブルアクション。 ソムリエナイフのアームが2段階になっていて、先ず中間の窪みに引っかけて半分引き抜き、先端に引っかけて残りを引き抜きます。 ダブルアクションの方が初心者には圧倒的に簡単です。

ソムリエナイフの価格

ソムリエナイフは数百円から売られていますが、有名メーカーのザギオールだと3万円もして、ソムリエさんもそれをお持ちでした。 高価なソムリエナイフなら簡単にキャップシールを開けられるかとお借りして試してみましたがダメでした。 やはり何度も練習してそれなりに腕を上げる必要がありそうです。 またナイフ部分がツルっとしたものとギザギザになっているものがあり、ギザギザ刃の方が切りやすいように思えます。 私の持っているソムリエナイフは3,000円くらいでナイフ部はツルっとしています。 もう少し上手くなったら良いナイフを購入したいと思っています。

ワイン愛好家
浦田 隆之

ヨーロッパ旅行がきっかけでワイン好きになり、ほぼ毎日ワインを愉しんでいます。
飲み始めたころは知らなかったワインを美味しく飲むための知識も少しずつわかるようになりました。温度や時間、グラスの違いなど、知ることで同じワインが2倍にも3倍にも美味しく頂けます。


※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています

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