【Vol.2 ワインの価格】
価格によってワインはどう違うのでしょう。スーパーやコンビニで1本数百円で買える安価なワインもあれば、ロマネコンティなど100万円を超えるワインもあります。 このロマネコンティは販売されている半分以上が偽物らしいのでご注意を!
高級赤ワインは濃厚!?
ワインを飲み始めて間もない頃にボルドー格付1級シャトーの数万円の赤ワインを数本買って飲み比べたことがあります。
高級な赤ワインは嘸かしコクがあって深い濃い味わいだと思っていたのですが、飲んでみると意外にスッキリで、一言でいえばバランスの良いワインでした。
その頃濃厚な安旨チリワインをよく飲んでいた私には驚きで、認識の違いにとても興味を持ちました。
「高級な赤ワイン=コク深く濃厚」というのは勝手な思い込みでした。
料理とのマリアージュ
それから色々な価格のワインを飲んでみましたが、高ければ良いということではなく、料理・シチュエーション・その時の気分(飲みたいもの)に合わせることが最適だと考えています。 特に一緒に食べる料理は、ワインの味にも料理の味にも影響するので重要です。 ワインと料理の組み合わせがお互いの良さを引き立てることは「マリアージュ」と呼ばれます。
値段の違いとお薦め
値段の違いではっきり言えることは、ある程度の価格になると飲み口がまろやかになって、奥深い味わいを感じられることだと思います。
経験上その違いは3000円くらいのワインから感じとることができます。
ワインの美味しさに境界線を引くとすると2000円~3000円ではないでしょうか。
もちろん数万円のワインは確かに美味しいのですが毎日飲んでたらお金が大変ですから…。
コストパフォーマンスの高い3000円前後、もう少し余裕のある人は5000円程度のワインがお薦めです。
超高級ワインの価値
超高級ワインの価格にはブランドと希少価値が起因していると思われ、ワインの美味しさにはそこまで大きな違いは無いと考えます。 お正月番組の格付けチェックで多くの芸能人が間違えるのも頷けます。 GACKT(ガクト)が当てられるのはワインを沢山飲み勉強して香り・味の違いを知っているからでしょう。
毎日のワインライフ
私は偶に1000円前後の安いワインを(もし美味しかったらラッキーと思って)買ってみるのですが、どうも味わいが薄っぺらく感じられて満足できなくなりました。
好きだったチリの安旨ワインは独特な強い香りが料理を邪魔する気がして敬遠するようになりました。
日常はコスパ重視で2000~4000円のワイン、特別な記念日には1~3万円のワインを味わってワインライフを楽しんでいます。