生産者情報   Domaine Pavelot (ドメーヌ・パヴロ)




原産地呼称  AOC Aligoté (AOC アリゴテ)
       AOC Pernand-Vergelesses (AOC ペルナン・ヴェルジュレス)
       AOC Pernand-Vergelesses 1er Cru (AOC ペルナン・ヴェルジュレス・プルミエ・クリュ)
       AOC Corton (AOC コルトン)
       AOC Corton-Charlemagne (AOC コルトン・シャルルマーニュ)

所有者    Luc Pavelot (リュック・パヴロ、兄)
       Lise Pavelot (リズ・パヴロ、妹)

面積     8.6ha(36区画に分かれています)
       
ワイン生産量 33,000本(2007年)
 歴史
ドメーヌ・パヴロの歴史はとても長く、登記帳によれば、17世紀ごろ既にペルナン・ヴェルジュレス村のぶどう栽培者として記されており、 その後先祖代々引き継がれてきた家族経営のドメーヌです。現在の経営は、父レジス氏の後を継いだリュック&リズ兄妹が行っています。
昔ながらの農業をそのまま残そうと、1993年から「ビオロジック」農業を導入。2006年にはフランス農務省の認定機関「エコセール」に有機栽培農 法の認定を申請し、3年間の審査期間を経て2009年に正式承認されラベルにも記載されることとなりました。
生産するワインは、コルトンの丘にある白・赤のグラン・クリュを筆頭にして、主にペルナン・ヴェルジュレス1級、および村名ワインなど。 (栽培面積8.6ha、生産量の2/3が赤ワイン、1/3は白ワイン)
 地理
世界に冠たるワインを生む「グラン・クリュ・コルトンの丘」のすぐ奥、小渓谷の斜面にペルナン・ヴェルジュレス村があります。 教会を中心にしてぶどう栽培家の家々がたたずむ景色は情緒豊かで、周り一面をぶどう畑に取り囲まれ、ブルゴーニュの中でも特に美しい 村の一つと言われています。
主な1級畑は「コルトン」の向かい側に位置する東から南向きの斜面で、日照と水捌けが良い所です。 ペルナン・ヴェルジュレス村に計5つある1級畑のうち、4つの1級畑に区画を所有しています。標高が250~370mの高さになるため、 夜が少し涼しく、きれいな酸味と繊細さが生まれます。
 気候
平地に比べ標高が高いため、収穫日が周辺より数日遅めです。
 品種構成

Aligoté (アリゴテ)
Chardonnay (シャルドネ)
Pinot Noir (ピノ・ノワール)

 土壌/栽培
ワイン造りで重要なのは、土壌を尊重し、ぶどうを重んじる丁寧な栽培をすることです。それによって先祖が守ってきた大切なテロワールの良さが継承されていきます。農薬を使うと自然環境を壊し、我々の健康を害することになるので、ドメーヌ・パヴロではひたすら畑を耕して「健全な土作り、生きた土壌作り」に専念しています。肥料は有機肥料を使用し、除草剤はほんのごく一部だけしか使いません。害虫を寄せ付けなくさせる効果を持つフェロモン剤の活用で殆どの区画を殺虫剤無しで栽培しています。収穫は全て手摘みで行い、運搬にはブドウを傷めない様に昔ながらの編み籠を使うこだわり様です。この頑固さは丁寧な仕事に対する「純粋さ」の証です。
 評価/プレス
パリの三ツ星レストラン「アルベージュ」「ランブロワジー」で人気のワインです。


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特集


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