生産者情報   Château Charmant (シャトー・シャルマン)




原産地呼称  AOC Margaux (AOC マルゴー)

所有者    Christienne RENON (クリスティエンヌ・レノン)
       
面積     10.4ha (Ch.Charmant 4.7ha / Ch.la Garienne 5.7ha)

ワイン生産量 61,000本
 歴史
フランスを代表する銘醸ワイン産地、ボルドー。その中でも貴族的で巨大なシャトーが並んでいるマルゴー村にあり、3代に渡ってワイン造りを行なっているシャトーです。
オーナーのクリスティエンヌ・レノンさんは、母親から引き継いだ「シャトー・シャルマン」と、父親から引き継いだ「シャトー・ラ・ガリエンヌ」の2つのシャトーを経営しています。
「シャルマン」とは“魅力的な”や“素敵な”といった意味の形容詞であり、ここのワインもその名に恥じない大変魅力的なワインです。 
 地理
マルゴー村はボルドー地方オー・メドック地区の最南端に位置するアペラシオン。シャトー・シャルマンは、 世界的に有名なシャトーが立ち並ぶマルゴー村の中心にあり、メドック格付け1級のシャトー・マルゴーの直ぐ近くに位置します。 標高約17mで、ぶどう畑は真南に向かった丘陵地に広がっています。
 気候
穏やかなミクロクリマ。
 品種構成

Merlot (メルロ)
Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
Cabernet Franc (カベルネ・フラン)
Petit Verodot (プティ・ヴェルド)
Marbec (マルベック)

 土壌/栽培
マルゴー村の土壌は小石がとても多く、またその層が他の地域に比べて深く、水捌けに優れています。 その小石が太陽の熱を蓄えたり、光を反射したりして葡萄の樹に良い影響を与えてくれています。 その恵まれた土壌を自然に表現できるワイン造りを目指しているので、化学肥料は一切使っていません。
このワイナリーの特徴には、平均60年という極めて高い樹齢が大きく寄与しています。 中には樹齢100年を超える古株も残っています。古樹の収穫量は非常に低くなりますが、最高の品質の葡萄ができ、 機械で果汁の濃縮感を高めるのとは全く違う、上質でバランスの優れた果実が得られます。
ここでは除草剤など合成化学物質を一切使わない栽培をするよう最大限努力しており、 機械作業を中心にした耕作を行なっています。畑を鋤き込んで雑草の手入れをすると同時に、 表土近くに張った根を切断します。土の通気性が高まり、土壌が活性化されます。とりわけ樹は地中深く根を伸ばして、 より栄養分に富んだ葡萄が出来ます。
一方畑を荒らすベト病やウドンコ病の対策は、その時の状況や天候を観察しながら丹念に行ない、農薬を極力使わないように注意しています。 そのためには刻々と変化する畑の状況を察知し、病気発生初期に適切な処置をしなければならず、1日も厳しい管理を怠ることはできません。 主な施肥は、有機肥料を使い通常3年ごとに土壌分析の結果を見て行なっています。
 評価/プレス
★ デュセール・ジルベールの「96年版・メドック格付け」にて、第3級グラン・クリュに格付け。
★ フランスで話題のビストロ「ラフォリオル」や「シェ・ミシェル」、「シェ・ディボー」などで提供されています。



生産ワイン


特集


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